去りゆく2月

2月の振り返りと新学期に向けて

気がつけば2月も終わりが近づき、もうすぐ3月を迎えます。

このブログでは何度か触れていますが、萬代は「有機化学I」と「有機化学IV」を担当しています。授業では毎回A4 1枚程度の課題を出し、講義前日にWEB上で提出してもらい、次の講義の冒頭で解説を行うスタイルを採用しています。この形式は学生からの授業評価アンケートでも高評価を得ており、ここ5年間継続しています。また、私の講義は「声が大きくて聞き取りやすい」とのコメントもあり、意外な評価ポイントになっているようです(笑)。

2月上旬:定期試験

2月上旬には、有機化学Iと有機化学IVの定期試験を実施しました。試験問題はほぼ課題の内容をもとに作成しているのですが、予想以上に出来が芳しくなく、多くの学生が再試験の対象となってしまいました(何やっとんねん)。有機化学が苦手な学生は、答えを丸暗記しようとする傾向がありますね。

2月中旬:実習生の帰還

2月中旬には、5年生が薬局実習や病院実習を終え、約半年ぶりに研究室へ戻ってきました。長期間の実習を経て、実験の感覚が抜けてしまうのではないかと懸念していましたが、事前に実験結果のまとめを作成させていたため、スムーズに研究モードに戻ることができたようです。さらに、CBT試験を終えた4年生2人、実習から戻ってきた5年生2人が加わり、みんな活発に研究活動をやっています。4月には新しい配属生も決まる予定で、配属生が来るまでにはある程度仕事を進めたいところです。

卒業研究発表会までのラストスパート

5年生の卒業研究発表会まで残り3ヶ月弱となりました。学生たちはラストスパートを迎えているところと言いたいところですが、残念ながらまだ研究データとして発表できるレベルにはありません。ある程度のデータを出すためには発表会直前まで頑張ってもらわなければなりません。ある程度まとまった形で発表できるよう、落としどころを模索中です。

3月にはいると新年度の準備も本格化していきます。雑用ばっかりですが、今からできることを一つひとつ進めていきたいと思います。

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