ブログ
2021.7.30 ガラス器具
先日購入したクーゲルロールには、標準の試料球(10 mL)と冷却球が付属していますが、容量が小さくごく少量の化合物しか蒸留できません。そこで、より大きな試料球と冷却球を使いたいと言うことで、その特注品の見積を、某S科学にお願いしたところめちゃくちゃ高価(かなり考えるレベル)。そこで私がいつもガラス器具製作をお願いしている某製作所に同じものの見積をお願いしたところ、想像を遙かに超える桁が1つ少ない価格でした!!いやー、これだけ価格が違うとは思わなかった。即決で某製作所にお願いしました。
試料球 20 mL 29,400円(S科学)→ 3,000円(某製作所)
冷却球 20 mL俵型 44,100円(S科学)→ 5,000円(某製作所)
冷却球 10 mL 39,200円(S科学)→ 5,000円(某製作所)
*全て税抜き価格
私の研究室で使っているガラスというガラスは某製作所で製作をお願いしており、市販品の6割ぐらいの価格で作ってもらえます。まさかクーゲルロール用の試料球と冷却球がここまで安いとは驚きです。
2021.7.22 6又アダプター
東海地方も梅雨が明けて、本格的な夏になりました。外は暑いし、湿度が高いので実験室の中は25℃ぐらいの室温を保つようにエアコンを常時運転させています。
さて、前にもブログに書きましたが、反応開発は小スケールで実験を仕込むことが多いです。そのため反応液のエバポも大量にやります。今までは、1つ1つサンプル管をアダプターに付けてエバポをしていたのですが、さすがに面倒くさくて時間がかかるということで6又アダプターを購入しました。
試験管はスリ付き試験管を用いる必要があるのですが、一挙に6本、濃縮できるため非常に便利で時短に繋がりました。試験管濃縮器みたいな機器もありますが、このアダプターがあれば十分ですね。実際に動いている様子は、下記の通りになります。
2021.7.14 エアコン風よけ
もうそろそろ梅雨明けの時期ですが、7月に入ると気温と湿度が高くエアコンをフル稼働させて実験室の温度を一定に保っています。ほとんどの大学では、天井に埋め込み式の業務用エアコンを使っていると思います。業務用はパワフルなので、エアコンの風が直接身体に当たって寒いとか、天秤に風が当たって不安定になるとか悩ましい問題が出てきます。
私の居室にもエアコンがありますが、ちょうど風がデスクに当たる位置にあり、どうしても寒い。かといって温度を上げるとちょっと蒸し暑い。エアコンの風をうまく分散させるプロペラみたいなものは高かったので(2-3万)、その他のものを探していたら、いいものを見つけました。
エアコンの吹き出し口に設置するカバーみたいなもので、2枚で3400円です。両面テープで固定していて中華製のちょっと怪しい商品ですが、これを風の吹き出し口に設置すると見事に直接風が当たりません(金属製のクランプも付属していますが、残念ながら当方のエアコンには付けられませんでした。落下防止のため、たこ糸で結んでいます)。
エアコンの風に悩まされている場合は、ぜひお試しください。
2021.7.6 ワクチン接種
先日、ワクチン接種の2回目(ファイザー製)を済ませてきました。近隣の病院のキャンセルリストに登録しており、そのため早めの接種となりました。まわりの話を聞くと、2回目接種後は副反応(発熱、倦怠感)があると言うことでしたが、幸い少しの腕の痛みだけで副反応はありませんでした。
ワクチン接種は済ませましたが、抗体ができるまで2週間はかかりますし、引き続き感染対策を取っていきたいと思っています。
ところで本学の可児キャンパスでも、岐阜県のワクチン接種会場としてキャンパスを貸し出す計画です。