研究室のモニター環境

今回は、前から書きたいと思っていた仕事場のモニター環境を紹介したいと思います。

前の所属では、24インチモニター2枚をモニターアームで固定して、デュアルモニター(うち1枚は縦置き)を構築して、Dellのデスクトップパソコンをつなげて仕事をしていました。特に24インチモニターの縦置き環境は便利で、論文のPDFやWordファイル全体を表示することができます。ちまちまスクロールする必要がなく、もう後(シングルモニターや横置き)には戻れない体になってしまいました。

岐阜医療科学大学に来てからは、大きなデスクが自由に使えるようになりましたので、新たなモニター環境を再構築することにしました。

独立してやりたい放題な環境なので、24インチのデュアルモニターといったセコい環境ではなく、一人で運べないぐらいクソ重いワイドモニターを導入することにしました。大学からは22インチのモニターも支給されていますが、それでも15万もする大きい5Kモニターの購入一択でした。

それは、Dell デジタルハイエンドシリーズ U4919DW 49インチワイド曲面モニター です。

このモニターにした決め手は、USB-Cポートがあること、またHDMIとDisplayPortが使え、2台のパソコンを同時に出力(2画面表示)できることでした。普段使いでMacとWindowsの二画面同時表示して仕事することはほぼありません。

USB-CポートにはメインのMacBook Pro(15インチ)をクラムシェルモードで接続し、Displayportには大学から支給されたWindows 10のデスクトップをつなげています。Windows端末は退勤管理や学内ネットワーク内の共通サーバに接続しているため、使わざるを得ないのです。

ただ、頭のどこかには、A4縦表示モニターを設置したい欲求がどこかに残っており、つい最近24インチモニターをまた2台買ってしまいました。うち1台はDellのワイド曲面モニターとのデュアルモニターとして、もう1台は計算機2台(Gaussian 16)をつなげる目的です。

バカみたいに追加で2台買ったモニターは、Dell プロフェッショナルシリーズ P2419H 23.8インチワイドモニターです。ピボット機能が付いています。

もともとDellの49インチワイドモニターだけで、複数画面表示でき、Macのマグネットというアプリを使えば、ショートカットキーで自由自在にピチッとウインドウが並べることができます。ここにDellの23.8インチのモニターを縦置きにすると、さらに大きな表示環境が手に入りました。

それがこちら。

本の執筆中の画面。右奥にクラムシェルモードのMacBook Proが見える。

この写真に写っている49インチワイド曲面モニター(解像度5K)の左1/3に1つのWordファイルを表示し、右2/3には別のWordファイルを複数ページ表示しています。そして右側に鎮座する23.8インチの縦置きモニター(解像度1920 x 1080)には、さらに別のWordファイルを表示させています。

いやー、これは便利。すごく便利です。

今はたまたま異なるWordファイル3つを表示させていますが、パワポ、エクセル、PDFなど異なるファイルを参照するときに、一挙にを表示させる時に真価を発揮します。(写真では写っていませんが、左側にはGaussian計算機を2台つないだモニターもあります)

MacBook Proをつないでこうしてデスクトップ化しているので、仕事が終わればノートパソコンは持ち帰ります。自宅でも同じ環境で仕事ができるので、大変便利です。家庭には仕事を持ち帰らない主義ですと言ってみたい。

私がこうした環境を構築するときに、いろいろとサイトを参考にしました。あまり参考にならなかったので、そして今回こうしてブログに書くことにしました。

参考になれば幸いです。

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